そんなわけで、蟻地獄甲虫 対 高原竜の完成披露。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成１
こんな感じになりました。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成3
成虫は踏みつけられた格好で固定。内臓を造型してＵＶレジンでコーティング。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成5
上から見るとこんな感じ。ヘモグロビンを持たない昆虫の血液は赤くない。当然内臓も赤くはならない。黄色と緑を基調に彩色してみた。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成6
ちぎられ設定の頭部は接着せずにどこにでも転がして置けるようにする。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成7
あるいは、こんなふうに首だけで反撃させてもよし。知恵の輪の要領でしっかりハマる位置を探ってほしい。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成8
一応、高原竜の両手は、甲虫の頭部に添えるようにポージングしてあったりする。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成9
かちどきをあげているのかと思われた高原竜だが、こうすると思わぬ反撃に苦悶の表情を浮かべているように見えてくるから面白い。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成10
ちなみに成鳥と成虫の格闘場面は、台座から外して独立させることができるようにした。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成12
背景の幼鳥と幼虫だけで飾ることもできる、というわけ。
蟻地獄幼虫だけは接着固定しているが、幼鳥たちは固定してないので配置も自由だ。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成13

高原竜対蟻地獄甲虫・完成14
まあ、こんな感じに配置するのが基本だろうな。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成16
食われてる子の内臓は樹脂粘土で造型してＵＶレジンでコーティング。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成17
この子も固定していないので、知恵の輪式で組み合わせてほしい。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成20
蟻地獄だけは台座に固定してあるのでどこにも行けません。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成22
巣はこんな感じ。公園で拾ってきた枝を細かく折って組み合わせた。樹脂粘土をしっくいがわりに、木工用ボンドでがちがちに固めてあるので、簡単にバラける心配はありません。
園芸用の乾燥苔を、こちらもやはり木工用ボンドで固めて、しげる葉っぱを表現。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成23
これだけで飾るのもシンプルで悪くないね。

高原竜対蟻地獄甲虫・完成37
上から見るとこんな感じ。

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蟻地獄甲虫 対 高原竜
①前置き抜きで実作業
②ジオラマと雛と幼虫と
③本体の彩色
製作後記