かのジョン・オストロム博士が命名記載したデイノニクスを制作中。

ご存知の向きも多かろうが、恐竜ルネッサンスのきっかけとなった恐竜温血説は、このデイノニクス研究が元になっている。

植物食恐竜テノントサウルス(イグアノドンの近種)の化石の近くから、複数のデイノニクスの化石が見つかり、オストロム博士はこれを群れで狩りをした証拠と考えたのだ。オオカミやジャッカルのようにチームハンティングができるほどの知能と運動能力を持っていたという意味であり、当時としては、まさに驚天動地の新説で、大論争を巻き起こしたようだ。

これが1969年のことであり、筆者は二歳だったことになるが、物心ついたころの恐竜図鑑ではまだデイノニクスの姿は見られなかった。

恐竜温血説とデイノニクスは(=恐竜ルネッサンス)はじわじわと浸透し、一般に知れ渡るのは80年代になってからだったように思う。筆者はすでに中学生か高校生になっていたように記憶している。

今回はその頃にたくさん出版された大人向けの恐竜書籍に必ず載っていたジョン・ガーシュのイラストをイメージして作ってみるつもりだ。


◇恐竜名鑑
②ヴェロキラプトル・デイノニクス

 

まず芯材はいつものようにアルミ線に粘土を盛るわけだが、テノントサウルスの下半身は重量のある石粉粘土で重心を作り、上半身は木粉粘土で軽量化する。デイノニクスは三体作るが、踏み潰された一体はともかく、アクロバティックにジャンプ姿にするので全身木粉粘土で作っている。


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アルミ線のつっかい棒でジャンプする本体を支え、あとで樹木を作ってアルミ線を隠す予定。


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支えと頭から尻尾の先までは3ミリ径の太いアルミ線を使い、手足は1ミリ径の細いやつを指の数だけねじって一本にまとめている。


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足元は重量のある気孔石(アクアリウム用)を配して安定させる。周りはバークチップで装飾。石粉粘土と木工用ボンドで固定。


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完成品をイメージするのは楽しい。

②肉付けに続く。

◇恐竜名鑑
②ヴェロキラプトル・デイノニクス


◇完成作品一覧
名場面(ジオラマベース付)シリーズ
ディフォルメシリーズ
ジオラマベース
2メートルのティラノサウルスを作ったぞ!