①制作に至る経緯
②まずは骨組みから
㉖彩色(洗い塗り)の続き。

作業進行中。

洗い塗りで陰影をつけたあと、ドライブラシで明るい色を着色して整え、さらにそこからスミ入れ。エナメル塗料の黒を溶剤で薄めて洗い塗りと同じ要領で凹部に浸透させ、溶剤を染み込ませた布で凸部のみふき取る。これで陰影が強調され、デコボコ感が目立つ。恐竜着色の命である。たぶん。

頭部からはじめて、首、肩、腕と調子よく作業を進め、さあこのまま一気に完成させるぞ! と息巻いていたのだが、胴体を終えたところでエナメル塗料が底をついた。またかよ。とにかくでかいやつは何でも規格外であり、予想がつかんわい。だが嘆いても仕方ない。エナメル塗料は近所には売っている店がないのでアマゾンで追加購入。火曜日着とのこと。続きの脚から足先、尻尾のスミ入れ作業は火曜日以降の作業となる。また完成が伸びてしまった。

とは言いつつできることが何もないわけではない。塗り残し探しをしなくてはならないのだ。粘土造型は凹凸が深く、筆が入り込めずに塗り残した部分があちこちに点在する。普段のサイズであれば、手に持ってくるくる回して探し出しては塗りつぶすわけだが、でかいとこれができず、塗り手の方がくるくる回って伸び上がったり這いつくばったり、あらゆる角度から見なくてはならない。すでにもう何度もやったのだが、塗りつぶしても塗りつぶしてもまた新たな塗り残しが見つかったりするのでな。あと、すでに一度見つけて極細筆を突っ込んで塗りつぶしたはずの箇所が、実は凹部の奥の奥までは筆先が届いておらず、粘度のある絵の具の表面張力で塗りつぶせたように見えていただけで、これが乾くと張力が弾けてまた塗り残しの白い点が顕現したりするのだ。あるいみ果てのないイタチごっこのようだが、そんなわけで、エナメル塗料が届くまで、今日と明日はこの作業をやるとしよう。

では写真を。頭部から上半身はほぼ完成状態と言ってよかろう。

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正面全身。

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正面アップ。

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振り向きアップ。

今ちょっと骨組みから今日までの作業記事を読み返してみたのだが、一か月の予定ではじまり、すでに五十日に及ぶ作業の日々が間もなく終わろうとしている。いよいよ完成の日は近い。感慨無量とはこのことだ。

 

㉘彩色(スミ入れ下半身とトップコート)に続く。

◇恐竜名鑑
①ティラノサウルス

◇完成作品一覧
名場面(ジオラマベース付)シリーズ
ディフォルメシリーズ
ジオラマベース
2メートルのティラノサウルスを作ったぞ!